広島大会準決勝は没収試合が相当

 ルールは厳格に適用すべき


 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110727-00000003-spnannex-base

 結論を出すのになぜそこまで時間がかかったのか?そもそも崇徳側から投手交代の申し出があった時に審判が「それはできません」と即答していれば「じゃあ仕方ない、続投だ」で済んだ話だ。藤本監督がルール違反だが選手が残っていないので代えさせてくれと言っていたのなら論外。相手がルールを把握するまでも待たずに、迫田監督が没収試合を主張し続けていたのならそれもおかしい。交代できる選手がいないのに交代を告げる事自体ありえない話で、自ら選手を9人未満にして没収試合にするチームもまたありえない。ルールを確認して両チームに説明でおそらく20分もかからないだろう。明らかに今回のケースも審判団が選手交替前に誰も気づかなかったからこういう問題が起きているが、この事案の場合、藤本監督の選手交代のコール時点でルールに違反しているので、本来なら審判が交代を受け付けてはいけない。交代選手がいないという事で最後の投手交代を認めずに試合続行の判断が正しい。審判に根本的なルール解釈の誤りがある。新庄の迫田監督だけでなく、大会審判長も規則違反だとすぐに指摘していた。名将・迫田監督だから気がついたが、場合によってはそのまま誰も指摘せず試合が続いた可能性もある。審判の誤審やルール忘れ(無知)による中断が、毎年全国のどこかで起きているが、その時の各高野連の対応があまりにもひど過ぎる。2005年の愛媛大会で同様の事例があったが、この時は(当たり前のことだが)審判がルールを把握していた。投手の交代だけ認め、それまで投手だった福井優也は強制降板となっている。昨年は愛知県で審判のルール無知と判断ミスと監督の抗議を1時間も聞くという信じられない対応と愛知県高野連のずさんな対応で同じような中断があった。このように県でルール解釈が異なって運用されていたのでは話にならない。プレーがかかる前だったので、今回のケースはこれでもまだ救われている方だと思う。

野球規則3・03【原注】同一イニングでは、投手が一度ある守備位置についたら、(再び投手となる以外ほかの守備位置に移ることはできないし、)投手に戻ってから投手以外の守備位置に移ることもできない。

 これを上手くついたのが、昔、野村監督が阪神時代に遠山・葛西スペシャルといわれた、遠山→葛西→遠山→葛西と継投していたことがある。このときに、この起用方法がルール上、これ以上繰り返しては使えないと、野村監督直々に説明されていた記憶がある。よってこのケースはルール上OK。遠山→葛西→遠山→葛西と野村監督が2度目の葛西に投手交代を告げた時、遠山は守備につく事は出来ず、ベンチへ退かなければならない(これがルール)。 今回はこの時ベンチに選手が残っていなかった為、結果として8人(遠山が退いたと解釈)なので没収試合になりかねない状況になった。ただし、公認野球規則では確かに上記の通りだが、高校野球の場合、( )内は高校野球特別規則によりこの3.3は適用されない。高校野球特別ルールでは、投手 → 野手 → 別の野手しか認められていないからだ。図示すると下記のようになる。

【規則3・03【原注】適用】 投手→野手→投手
【高校野球特別規則】 投手→野手→野手→投手。 投手→野手→野手

 が正解。これに加えて、

 規則3・08(a)で、代わって出場したプレーヤーは、たとえその発表がなくても、次のときから、試合に出場したものとみなされる。
(1)投手ならば、投手板に位置したとき。

 この規則を厳密に適用すると、左翼→投手の松尾君は、ブルペンではなくマウンドに上がって投球練習をしているので、交代したものとみなされる(まだプレーが再開されず、タイム中の出来事であるから、投手交代は完了していないと解すべきではない)。「プレー再開前だからOK」という意見があるが、上記のように監督が交代を告げた時点(厳密には投球練習を始めた時点)で、交代は成立している。一方、投手→左翼の阪垣は、このポジション変更は認められないので、強制的にベンチに下げさせなければならない。この時点で崇徳側はベンチ入り全員を使い切っているので、没収試合となる(マスコミはこれくらいの説明は書いてほしい)。録画で試合を見たが、審判は阪垣投手が2度目に外野守備につけないルールは最初から分かっていたようだ。ただベンチの選手を崇徳が使い切っていたことまではわからなかったはず。監督が松尾投手に再交代を告げたので、阪垣君はルール上ベンチに下がるしか選択肢がなく、その時点で交代要員が崇徳ベンチにいないため、阪垣君が下がると8人では試合をできない事から本来なら没収試合になる。審判は交代要員が居ない(つまりこのままでは没収試合になる)から松尾投手への2度目の交代を最初からなかったこととして試合を再開してほしいという崇徳側の要望を協議するのに時間がかかったのだろう。崇徳の藤本監督のミスを審判が救ってあげるという前代未聞の事態を新庄側としては普通は容認できない。他にも「審判が選手交代は認められないと教えてやれば」という意見もあるが、審判にはそういう事を言う権限はない。例えば、ホームランを打った選手がどこかのベースを踏み忘れた場合、相手チームからアピールがあればアウトを宣告できるが、ベースを踏み直せとか、アピールするようにとか言えないのと同じことだ(片方のチームの得点行為に加担することになる)。よってこの場合は厳しいようだが没収試合とするのが妥当である。

 ・・・ちなみに新庄の迫田監督と如水館の迫田監督は、ともに広島商業OB(選手・監督)で兄弟。

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この記事へのコメント

神奈川では
2014年07月25日 20:22
選手は残っていましたが、交代を受け付けないことにする形で試合再開というのが、今年ありました。TVKが保土ヶ谷から生中継していたので間違いありません。
あはは
2016年07月27日 16:03
なんだコレ
文章下手くそな上に導入と結論で言ってることが真逆だ(笑
アホが語るルール
お前はまず文章と意見を述べる上でのルールを良く理解しろよ

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    Excerpt: 広島大会準決勝は没収試合が相当 海を往く者/ウェブリブログ Weblog: プラダ 財布 racked: 2013-07-09 03:52