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zoom RSS 栗山監督と吉井コーチの確執

<<   作成日時 : 2012/11/10 00:25   >>

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 吉と出るか凶とでるか?


 中田と斉藤の育成を託されたとあるが、この二人は明らかに育成方針が違う。とはいえ、栗山監督の考えも判らないでもない。中田も斎藤も、二人とも調子が悪かったけど、初監督の栗山監督に固い意志があって悪く言えば無理矢理、良く言えば我慢して使っていたのは一緒だ。斉藤にチームにとって特別な存在だとして、ドラフト1位の選手としての自覚を促したのだろう。中田の四番も、チーム成績が悪かったら同様にやり玉にあげられていただろう。あの打率では、交流戦前に鎌ヶ谷送りになっていても不思議ではなかった。中田は打率以外は首脳陣の期待に応えて結果を出したが、斎藤は首脳陣の期待に甘えて2軍に落ちたという、『シーズンの結果』は違えども、結果だけを見て中田推しは良いけど斎藤推しは悪いというのは理屈に合わない。なぜなら優勝しても賞金で選手の給料は払えない。話題や人気を上げて、チームの収益を上げなければいけない。プロ野球はスポーツであると同時に商売であり、プロ野球全体のためには斎藤が成長する事はいいことだと思うからだ。

 個人的には確執の原因は吉井コーチ本人が発言しているように「中継ぎ陣の酷使」に尽きると思う。今期の日ハムはどんなに先発投手の調子が良くても、増井、宮西、武田久らの後ろに控える投手陣の安定感ゆえか、早めに交代することが多かったし、吉井コーチ自身もリリーバー、クローザーの経験があり、監督の起用に不満を持つような時も、厳しい起用も当時の権藤コーチに守ってもらった経験もある。そのせいか吉井コーチは基本的に投手陣みんなから慕われている。一方、斎藤を開幕投手にしたのは経営側の意見も多分にあったのだろうと思う。斎藤自身も甲子園以降、実力以上にもてはやされ、さらに状態が悪いのに何となく抑えてしまうようなゲームをすることがあることで、勘違いをされている感があるが、実力的には1軍レベルギリギリのところだと思う。強いて言えば、吉井コーチは「今のレベルで投げさせて斉藤に傷ついて欲しくなかった」という考えで、栗山監督とフロントは「ファンサービスも兼ねて投げさせろ」という考えの持ち主だ。その意味においては栗山監督も吉井コーチも、きちんと自分の仕事を果たしている。

 吉井コーチの気持ちは凄くわかるし、実力が全てのプロなのだから能力が不十分な選手を出すべきではないという言い分は正しい。だが、栗山監督の期待している選手を使い続けて育て上げたいという言い分もまた正しい。なぜなら監督はチーム全体のことを長期的に考えないといけない。ポジションコーチとは立場が違う。これは吉井コーチも十分理解しているだろう。また、組織のあるべき論から言えば最後の決定権は監督にある以上、その命令は絶対である。監督の方針に異論を唱えても、最終的には監督の意志決定を尊重するのは組織人として当たり前だ。その代償に最終的には敗北しようと途中解任されようと全て監督の責任になる。監督というのはそういうものだ。その上で、意見の合わないスタッフをチームの中におけるかどうかは監督の胆力・力量と、そのスタッフの提言にどの程度の有効性があるかにかかっている。どうしても監督と合わなくて監督の補佐ができないというのであればそのコーチは退団するしかない。吉井コーチのいうことが正しいかどうかは問題ではない。どちらが正しかったかは来季の結果に現れることになる。

 ・・・使い物にならないのに、監督から使いたいと思わせるのはある意味プロフェッショナル。

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