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zoom RSS 清水氏のスポーツ後進国論に異議あり

<<   作成日時 : 2012/09/07 06:14   >>

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 行き着く先は負のスパイラル。


 清水氏の意見はスポーツ強化という主旨では正論だ。金メダルを獲らないと注目されないし、弱い競技は知られていないし、何よりルールが分からないので楽しめない。ことほど左様にマイナースポーツは人が集まらないし、選手層の薄い競技は弱いので以下無限ループに陥る。だが、組織論では間違いだ。彼が例に挙げた韓国は対外的には先進国を装っているが、トップアスリートばかりに金を使って予算が偏重しすぎているせいで、一般国民は高校生でさえまともにスポーツがやれていない有様。「あなたにはスポーツの才能がありません」という烙印を押されたらそこでもう運動をしなくなる。スポーツはメダリストを増やすためにあるのではない。スポーツに多額の税金を突っ込んで国威発揚している国を後進国と呼ぶのだ。石原都知事も後進国脳だといえる。大量に税金を突っ込んで東京オリンピックさえやれれば、日本全体が元気になるとでも思っている。それはロンドンでもアテネでも否定されている。スポーツで国威発揚なんていうのは前時代的な社会主義思想であり、圧倒的な強さを身につければ向こうからスポンサーが擦り寄ってくる。そうではなくてどんなマイナー競技でもいいから、スポーツする子供が増えることに意義がある。日本くらい「どんなスポーツでもやれる」環境下の場合はスポーツする子供を増やし、経済的な問題でスポーツを辞めてしまう人達を減らさなきゃならない。スポーツは学力にも繋がるからだ。だから文部科学省に集約しているのだ。

>バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して現地入りしている。予算は限られている。
>そのため、選手を手塩にかけて育てたコーチや、トレーナーがはじき出され、選手に快適な環境を
>提供できていない。お金の使い方が逆だろう。
 

 清水氏が一番言いたいのはこの部分だと思われる。「無い袖は振れない」というのは清水氏だって分かっていると思う。これを読む限り、清水氏の愚痴も一部は真っ当だと思えるが、一方で海外、特に米国での一流スポーツ選手の社会貢献の度合いを見れば、清水氏の話が一方的な我が儘だと判る。夏冬五輪に出場している選手のうち、地域社会で相応の貢献をしている選手がどれだけ居るのだろうか。海外の選手は恵まれた練習環境があっても、競技の練習「だけ」をしているのでは無い。冬季五輪の中には見ていて議論以前のレベルの競技も散見されたし、集中と選択をすることもせずに漫然と金を投入するのは難しい。若年層にとって中高の部活がスポーツの中心であるうちは変わらないと思う。その年代で文化部に入ると、もうほぼ生涯を通してスポーツと縁が遠くなるし、例え運動部に入っても、自分の専門競技以外を楽しむことは難しい。日本の一般の人々は高校を卒業したら、お金の問題ではなく、スポーツに有効に使える時間がない。皇居周辺のマラソンが流行っているけれども、あの走っている人の中にも、本当は学生時代にやっていた競技を続けてやりたいけれど、仲間・場所・時間などあらゆる障害でできないから仕方なく黙々と走っている。だから裾野レベルで定着できていないし、ほぼ強制的に好きなスポーツを辞めさせられる現状を何とかしてからトップアスリートに金をかけるべきだ。

 ・・・あたしゃメダル取るための金は不要、裾野の広がりに応じての投入ならいいと思っている。

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