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zoom RSS 今の日本代表は第1級の国賊である62

<<   作成日時 : 2012/06/19 20:11   >>

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 金返せレベルの試合。


 W杯以降で一番最低の試合だった。強化試合だからって手を抜いてやっているのか!?と思ったほどだ。2−3くらいで負けるのならばまだ納得も出来たが、1−4ではもはや試合になっていない。米国をはじめとして、日本をターゲットに相当進歩しているのに対して日本はW杯から全くといって良いほど進歩していないように見受けられた。監督も戦略面や選手起用等を含めてもう一度よく考えてもらいたい。立ち上がりのあんな早い時間帯にいきなり2点を取られるのは、言語道断だが、その後も全体的に走れていない。個人技、運動量、パスワークなど全てにおいて、今のなでしこの力量のほどを表しているように思う。米国は完全に日本対策を絞って研究してきていた。日本は基本的に中盤の中央部分でボールを奪って早いパス回しで攻める傾向が強い(中盤がしっかりしてくれば、前線もパスでマイボールにしたまま進めるだろうし、後ろも準備を整えられるから)ので、中をあまり使わずにサイド攻撃を意図した選手を配置すると 日本のDF陣が開く(DFが付いていけないから最初から開きすぎてもらおうとしているため、ラインが下がる)ので、中のFWが動きやすくなる。このようにサイドをえぐることで仮にそこでボールを失っても低い位置(ショートパス&間延びしないようにゾーン自体も下がる)なので日本の早いパス回しも無いし、ビルドアップも前からプレッシャーをかければ潰せる(モーガンのような裏へ抜けて独走できる脚力の日本FWが居ないため大胆に上げられる)。要するに、中盤の底ではボールを持たせてくれない以上、日本の横パスやバックパスを奪って(自陣深くからでもショートパスで組立てられる)、縦パス一本で一気に攻め上がる超高速キック&ラッシュだ(深い位置で奪っておいて前へポンと出して前線を走らせておいてラインを上げる)。米国には快足FWモーガンが前線に居るので、実に理にかなった作戦だ。この状態で縦パスを通されてしまうと、イングランドのようにドン引きしていない限り、数的優位は作れない(数的優位だったとしてもあれではどうしようもないかもしれないが)。このように日本対策はいくらでも見つけ出せることが出来るし、米国はそれを確実に実行できる実力がある。米国が4点目を入れた時、同代表監督が飛び上がって喜んでいたシーンが強く印象に残った。本日の試合で、十分な手ごたえをつかんだのは米国の方だったのだろう。高い位置での守備と早いパスサッカー。W杯で日本がやっていたサッカーを今回は米国がやっていた。

 対する日本も攻め返したかったけど、中盤やSBが守備に追われていて完全に消耗しきっていた。まずボールをまわされている時に、最終ラインが引きすぎていた。だから上記の理由で楔に入れらやすくなっていたし、プレスも後追いになってしまう。またこの試合ではパスの精度が全般的に低かった。パスを受ける味方の側に相手プレーヤーが残っているのに、そこへパスを出した挙句にボールを奪われてしまうという状況が多々見られた。選手が密集しているところにあんな緩いパスを入れていたら、スピードの速い米国にボールを獲られて当然だし、インターセプトをしようにも後手後手にまわっているようではボールを追い掛けても獲れるわけがない。出すならワンタッチで動いて貰うパスを出すべきだ。前線・最後列の選手間の距離が長すぎた自陣内では、よりセーフティーでシンプルなパスワークを心がけるべきなのに何回も横パスカットの同じミスをするし、ラインアップは遅く、必要のないところでドリブル突破からボールカットされてカウンターを食らう有様(そもそもサポートに行く気が無かったようだが)。フリーのプレーヤーが他にいるのだから、もう少し落ち着いてパスを出すことが必要だ。今のなでしこからパスサッカーの精度を落としたら何も残らない。今回は阪口が全体の攻守のバランスを崩した原因だと思う。攻め込まれている時もボールウオッチヤーと化していたし、守りから攻めに移る時にも足が遅く、スペースに走ってボールを受けようとする努力が全然見えなかった。あれでは必死で走っている他の選手が気の毒だ。佐々木監督が「なにやってんだよ」てチラッと映ってたときに言っていたけどそれに激しく同意だ。基本的にフィジカルとスピード、パワーでは絶対に勝てないのだから、パスワークと数的不利を作らない守備を徹底する事が肝要ではないか。テクニックにしてもずば抜けている選手は何人もいないのだから1対1では勝てない故に組織で戦ってきたのに個人でやれるとでも思っていたのか?澤がいなくなると一気に攻撃の創造性が失われてしまうが、かといって阪口一人で中盤の底をカバーする事はできていない。佐々木監督が利口ならば現実と課題が確実に見えているはずなので過大評価は禁物だ。体格で劣る日本人が勝つにはアジリティと連動性が不可欠である。

 しかもDF陣が総じてひどく簡単に裏をとられてしまい、不安定で守備の時間が多くて攻撃のリズムが作れなかった。中途半端なパスが何度も命とりとなった。しかも最後まで修正されなかった。DFのフィジカル・スピード・高さが無いからブロックを敷いて守備する日本はマンツーマンがどうしても勝てない。ディフェンスが枚数は足りていても簡単にかわされてしまう。ディフェンスの精度も戦略もなく、全く意味のないバックパスがほとんどの失点に絡んでいる。ロングボールを放り込んでくると分っている相手に対して、センターライン手前(時にはゴール前)でいとも簡単に相手にパスするのはチーム全体の守備意識が最初から低すぎる。特に矢野と宇津木、お前らはDFの基礎からやり直してこい。ピッチコンディションが悪いのを差し引いても、パスミスは多い、ポジショニングは悪い、1対1の競り合いに弱い、判断ミスが多すぎましたではレギュラーでは全く使えない。1点目はモーガンがドリブルしているのに寄せていかずにただ並走しているだけだったし、2点目は内側に入ることもなくワンバックの後ろに立ってるだけ。3点目にいたっては後半宮間が中盤に出したパスを、本来は受け取るはずだった矢野が受けずに違う方向へ流して、モーガンにあっさり取られてゴールされただけ。ちっちゃくてフィジカルもない田中はCBで使えるわけがない。パススピードも遅いし。SBももちろんひどい。鮫島の苦し紛れのバックパスには毎度の事ながら呆れる。プレッシャーに耐え切れずに出し所が無くなるまでパスを出さずに無駄に持ち続けた挙げ句、相手に詰め寄られると後ろに蹴って逃げようとする。彼女のポジションでそれをやられると失点に直結するので即刻止めてほしい。マークもしっかり相手に着かないから、必ずクロスを上げさせたりシュートを打たれたりしている。あんなに簡単にいつも上げさせていては、CBの負担があまりにも大きすぎる。彼女に守備はかなり厳しいどころか無理だ。DFラインからのショートパスをカットされるぐらいなら簡単に前に蹴りだしてクリアしたらどうかと強く思う。プレスに来ているということは前方のどこかに必ずスペースが空いているわけだからプレスに来られたら前方に大きく蹴り出せばよい。出来れば個人技でドン!っと抜いてやるのが一番いいけど、それは無理だろうから、とにかく前方に大きく蹴ってくれ。慌てて中途半端な横パスなんて一番やってはいけない。別に女子だから許されるというミスの連続じゃない。終盤に至っては無駄な動きばかりしていた近賀が攻め上がるどころかもう走れなくなっていて穴になって逆に失点する有様。フィジカル面で競り負けるのは仕方がないにしても、ペナルティエリア内に切り込まれても足が止まっているのはどういうことか。今の急造DF陣では五輪を戦い抜くのは無理だ。

 FWはボールキープが出来ていなかった。前に1人だけというのは無理がある。縦に行けない&収められないFWはあの状況では単なる障害物と一緒だ。なぜなら単独で縦に行くという選択肢が無いから追い越す選手も裏を狙う選手もいなかった。これまでのように、前に当ててそれをつなぐサッカーを志向するのなら、前は2人(荒川・永里姉)がベターだ。特にひどかったのが丸山だ。途中から出たくせになんと近賀の1/10しか走っていない。効果的な場所にいない(嗅覚がない)し、走り込もうとしない。しかもドリブルで打開できる技術もないくせにボールを足元で貰おうとしている。フル出場の選手同様にボールウォッチャーになっていた姿は実に醜かった。なぜ果敢にボールへ行かないのか。なぜ代表にいるのか。なぜ試合に出場するのか全く判らない。怪我明けで言い訳云々するなら最初から辞退して他の選手に譲って消え失せた方が皆のためだ。今季はリーグ戦でもろくに結果が出せていないし、怪我をする前からスピードだけが武器の選手だったから今後は他に何か武器を見つけないと代表どころか選手として厳しい。丸山はカウンターサッカーのみでしか活きられない選手だ。大野は万事において雑で軽率なミスが多すぎた。何だかダラダラやっているように見える。彼女は昔からサボり癖があるから、上手く機能する時としない時の差が大きすぎる。川澄もパスミスとオフサイドばかりでほとんど役に立っていなかった。しかも前半はなぜ大野(MF)川澄(FW)という配置だったのか?明らかに逆だろう。交代で入った高瀬は、味方が1対1で競り合ってるのに近くにも寄らず、馬鹿の一つ覚えみたいにバイタルで張っているだけだったので消えていた。永里姉(それでもパスの精度の悪さは相変わらず)、宮間は何度かいいプレーが見られたが、そこに繋がるまでの他の選手の連動性がない。GK海堀は今回に限っては仕方がない。あれだけ1対1を連続で強いられれば、失点もやむを得ない。ある程度DF陣がフォローしないと、同じ大きさのゴールネットを使っていてもGKの守備力や反射能力が男子の半分しかないのだから、GKだけの責任には出来ない。澤は復帰第一戦云々以前にプレー中に顔色がどんどん悪くなっている時点で明らかに復帰していない。無理をしているのが見え見えだし、痩せてたというよりはやつれていたという方が正しい。こんな状態ではピンチを大量に呼び込むに決まっているのでまともに戦えるわけがない。一番ヤバイと感じたのは、叱られた子供のように固まって動けなくなったメンタル面だ。澤が本調子でないのはある意味仕方がないが、メンタル面でのサポートも出来なかったのは「万全にならなくてもいろんな意味でなでしこを支えられる」という澤自身の存在意義に関わる。そういう意味では宮間や大野も一緒だったが、不調の澤を文句なしに蹴落とせるほどレベルが高いってわけでもない。

 ここ最近の試合で、なでしこはいい意味で自信をつけ堂々とした試合運びをするようになったが、どこか挑戦者らしい泥臭いプレーが少なくなってきていた。選手全体がしっかりしたビジョンを持って試合に臨んでいないから『とりあえず、後ろでパスをまわす』だけで、一向に前を向かないサッカーを展開している。次のイメージをまったく持ち合わせていないから、チームとしてこの狙いで行くとか個人の役割みたいなのが見えなかった試合だった。言い換えれば全体的に調子が悪い時なりのチームのまとめ方や修正が選手達自身で出来ていなかった。だから誰しもが望んでいないプレーだったし、なでしこらしさが一つもなかった。特にDFが度々、スライディングして止めていたけど、あれは次のプレーを考えてやっていない証拠だ。パスサッカーは確かにボール支配率は高まるけれども、それが何の役にも立っていないどころか自陣でパスカットされて悪い展開に持ち込まれる悪循環を招いている。一昔前の男子もそうだったが、日本的な悪い伝統なのだろうか?調整不足と言っている選手がいたが、それがパスミス連発やスタミナ切れにつながったのであれば、それはもう監督を含むコーチ陣が猛省して修正しなければいけない。米国戦のようなミス連発ではとてもじゃないけど優勝なんて問題外だ。相手にボ−ルが渡った時の2人以上での早い潰しと攻守の切替時のスピ−ドがあと一ヶ月で修正可能だというのか。基本的に、佐々木ジャパンは「各ポジションが、各々が果たすべき仕事を理解していない」と思う。加えて、澤と川澄が攻め込まれている時にバックに回っていては、カウンターアタックなど出来るはずもない。また、DFと中盤があまりにも弱すぎる。故に、すべき対策は一つ。まず。DF陣を猛烈に強化する。次に阪口を外して、澤は攻撃に、もう一方のボランチは守りに徹底させる。各ポジションに自らの仕事に集中させる事だ。FWは守りに回らせない。中盤は中盤に、DFはディフェンスに徹する。再度はセンタリング以外に余計なシュートは打たせない。各ポジションが各々の仕事に徹することで、各々の仕事を全うできる。ただでさえ日本のサッカーは歯車のかみ合わせ的な部分が多いのに、これだけちぐはぐな歯車だとかみ合う以前に回りさえしない。そこに相手からのプレスを食らったらもう錆び付いてどうしようもない。

 よく考えたら女子代表は世界王者だけど受けて立つ側って認識があまり見られないし、謙虚なのか慢心なのか見てる側もそういった自覚や風格もない気がする。またいつの間にか本番になれば何とかなるでしょ的な雰囲気も蔓延している。米国は、日本女子サッカーの生命線であるパスサッカーをかなり研究して、その対応策を実践してみたという感じだった。くどいがプレッシャーを継続して日本の良さを消し、素早い寄せでパスを出させるように仕向け、パスミスを誘発させ、それを日本陣営内で行う事で弱点をつく、ということに集中して、そこから生まれたチャンスを個の力で生かす、というストーリーをはっきりと立てられて、しかもそのためのミッションを遂行されてしまったというのが、「すべて」のような感じだった。だからパスコースが限られている中において、不用意なプレーが重なる事で、致命的なピンチを何度も作ってしまっていた。米国のほうが自分達を客観的に見て対応策を研究しているような動きが見られ、「進化」しているという印象を受けた。米国の日本に対する真摯な研究と対策が感じられる試合だった。「練習試合だから負けてもいい」このコメントはよく見かけるけど、そういう考え方は一番駄目だ。確かにスポーツは負ける事もあるが五輪前の試合なら勝つ気で行かないと駄目だ。練習試合は手を抜くけど、本番では本気でやって勝てるとは限らない。そういう気の抜き方は本番に響く可能性がある。本番まで1ヶ月「も」あるじゃない、1ヶ月「しか」ないのだ。そこまでに直せるのか。負けたから文句言ってるのではない。あまりにも恥ずかしい試合だったと思うから苦言を呈してる。五輪前だから?練習試合だから?まだ時間はあるから?あの試合を観てそのように言えるのか?全く機能しない中盤、やすやすと裏を取られるCB、まともにトラップすら出来ないFW、ビビりまくって上がれないSB、誰かが何とかしてくれるだろうと他人に依存しまくる選手達、6人もの交代枠がありながら、試合の流れも変えられない監督、一体これらをどのように修正するのか?それにあれはテストマッチだと言っていたが、一体何のテストだったのか?今回の試合は、米国だから出来たという内容ではない。そう考えると、五輪本戦は厳しい戦いの連続になるかもしれない。このままでは99年のように闘う姿勢がゼロのチームに今後マスコミやスポンサーが離れるのは必至だろう。

 …おいおい頼むよ。男子はどうせ予選落ちするから女子に頑張ってもらわないと。

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