海を往く者

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<<   作成日時 : 2012/05/05 00:24   >>

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 考え方の違いかなぁ・・・


 夜中にCX(関東のみ)で放送していたN姉妹+家族の話。小生の実家は厚木と大和の間にあるので、大和のKKコンビも含めて(良く考えたら今のなでしこって神奈川出身者がやたら多いなw)小学生時代から見ている。長男坊がサッカーを始めたのをきっかけに「子供と一緒にいたい」の一心でサッカーを熱心に勉強し、指導をするようになったという。そんな父への長姉の思いが「父親にスタートラインに立たされて、北京五輪まではサッカーをやらされていた感じ。初めて、海外でサッカーやりたいと自分で思ったのは北京五輪です。そこからです。自分の人生始まったのは」という。正直、この父親と長姉が苦手だ(能力的には買っているけど)。「ピッチの求道者」というがほぼこの2人の葛藤といさかいでしかない。妹のように楽しんでサッカーをやっている感じがしない。深夜帯のドキュメンタリーみたいな番組は言わば「刺身」のようなもので、素材の良さをダイレクトに伝えているけれども、手を掛けた演出をするわけではないし、お金が掛かった感じもしない(実際はそう安くないんだけど)。価値観の違いだと言われればそれまでだが、そんなにやりたくないのならばさっさとやめればよい。引退が自己決断であるのと同様に始めるのも継続するのも自己決断のはずだ。それを受け入れてしまったのは彼女自身だ。

 彼女の哲学的文章(この辺、北海のくまもその傾向があるが)を読んで理解はできるがどうしても共感できない部分は「決断」の部分だ。彼女は「どうなりたいか、どうなっていきたいか。それが明確に描けているのならば、決断に迷うことはないだろう。」と言う。個の存在であればそれも良いだろう。だが組織の人間として「職業上の選択」を迫られた場合に取れる選択肢はそう多くはない(下手をすれば職業倫理荷すら反する)。確率と可能性が秩序のある中で予測できる範囲内ではない商売では、判断を間違えれば人が死に、判断ミスによる責任を取らなければならない。事前の準備によって難しい判断を強いられる場面を減らすしかない。百歩譲って予測可能な過程だとしても相手(小生の場合、それは自然であったり、海賊であったり、他省庁や議員であったりwww)が何をどのように考え、どのような行動をとるかさえも複数の選択肢があり、しかも実際にはかなり動的要素を含んでいるので、その都度経験しながら行動の判断力と正確性を高めなくてはならない。だが現実には能力と装備、権限を天秤にかけてどこまでできるかを瞬時に判断して割り切らなくてはならない。スポーツ選手と現業機関の人間の判断が決定的に異なるのはこの部分だ。

 個の成長と組織が目指す方向性は大概ずれているものだ。組織に所属する最初は自分を抑えて、組織に合わせがちになる。つまり組織が求める役割を受け入れる。役割は流動的なもので、この流動性は自分と組織の成長率が合致しているのかどうかに起因する。やがてある時点から、自分がなぜ今の組織にメンバーとしているのか。何ができるのか。何がしたいのか。どんな貢献ができるのかを問うようになる。数ある選択肢(実際にはあまりないが…)の中から自己責任で決断をするためには、その時点で決断するために必要な情報をいかに集めて分析しているかだが、それだけではない。現場において咄嗟の判断を求められた場合に心の余裕がないと付いてきている部下まで不安にさせてしまうし、判断ミスを誘発する。これは彼女が言うところの「決断の数」ではなく「決断の質」である。同じ決断でも「選手(兵士)」と「監督(指揮官)」の決断の内容には立場や判断基準の違いがある。女子チャンピオンズリーグを優勝している彼女の所属するポツダムでも、プロ契約している選手はたったの8人だ。ましてや妹は未だに仕事と掛け持ちでやっている。プロとアマチュアの立場や経験の差はことほど左様に大きいはずだ。その意味では選手としてさえ同じ立場とはいえない。

 …総合的に見ると、姉よりも妹の方が露出時間長くね?この番組。いあ、あたしゃ妹の方が好みだから良いんですけどwww

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