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zoom RSS 今の日本代表は第1級の国賊である55

<<   作成日時 : 2012/04/14 16:44   >>

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 割り引いて考えないと。
 

 確かに優勝という結果を出したことは評価すべきだが、マルタがいなかったことと、ブラジルのコンディションが悪く、ブラジルはアメリカと戦って中1日で、日本に有利な条件だったということは忘れてはならないと思う。3点取った後に佐々木監督の「あと一つ取れ」という指示が優勝へのこだわりを印象付けていた。それに応えて4点目を取るのも見事だった。ブラジルは個人技ではさすがと言える場面が随所に見られたが、やはりいい時と悪い時の差が激しい。最初のオウンゴールでつまずいてから全てが空回りしていた。ブラジルはマルタが「いる」「いない」だけで、こんなに変わってしまうのかという、やはりサッカーは団体競技なんだって事を、あらためて実感した試合でもあった。日本は攻撃がいつもの安心のハイクォリティーであること以上に、特筆すべきは守備力がさらに上がってること。アルガルベ杯ですでにいい線いってたのが、プレスとチェイシングが半端ではないレベルだ。今の女子でこの守備を突破することが普通にできる国はそうそう無いだろう。五輪はドイツとオーストラリアが不出場なので、日本は実力どおりに戦い、ガス欠さえ起こさなければメダルは現実的だろう。ただし今回の結果で日本が五輪金の本命みたいに祀り上げられてしまうことが一番不安だ。メンバーが完全にそろっていなかったから、レベルがW杯の時の水準になかったのは否めないし、澤がいないとはいえ、川澄の好調がW杯本大会までそのまま保てるとは思えない。「手の内をまだ明かしてないぜ」的なことを言っているのがハッタリなのかもしれないが、米国相手には10回やればやっぱり負け越すと思うし、実力で上回ったという感触はない。ブラジル、イングランドにも僅差なので日本が完全に分析されることは確実であり、下手に正面から受けて立つと北京五輪同様にメダル無しもあり得る。技術力の問題だけでなく意識の持たせ方も佐々木監督の手腕が問われる五輪になるだろう。

 確実にチームも個人も成長している。特に今日は永里と宇津木だ。フィジカルでも負けない、倒れずにキープできる力は見事だ。海外で揉まれて確実に成長している。上辻は短時間の出場で空回りしていて、安藤はイマイチだったがこれらは許そう。許容し難いのは田中。米国戦、ブラジル戦と、立て続けに致命的な凡ミスをやらかしている。お前には学習能力というものはないのか。昨日の失点も安易なプレーからのブラジルにPKを与えての失点だ。金メダルを狙うチームなら勝っていても試合中に気持ちの集中力を欠いたら一発でやられてしまうし、日本代表として公式戦に出ている以上は1秒たりとも気を抜いたり緩慢なプレーは許されないのにこの体たらく。お前の代わりはいくらでも居るのだから田中はピッチから去れ。川澄は、後半に何度か抜け出しシュートチャンスがあったのに、パスを選択した。自分のシュートの成功確率と人数をかけて崩すという策を天秤にかけるという周りが見えている余裕なのかも知れないが、正直あそこは五輪で同じような場面ならシュートを選択するべきだ。アルガルベ杯でもやっていたではないか。もっと強引にシュートを打って行っていいと思う。これまで一見てんでよろしくないように見えてた永里だがこの試合で「なぜ佐々木監督が永里を使い続けるのか」の理由が理解できた。高い位置でキープでき、いざというとき走りこんでくる。特別上手いとは言えないかもしれないが、前へ前への執念が相手のミスを招いてゴールを引き起こす。「なんかやらかしそうだな」と思わせる永里の期待値に賭けているのだろう。永里の重要性がはっきり出た試合になった。前半20〜30分、前線でボールがキープできずに継続的な攻撃がなかなかできなかったのが、彼女が入って前線で体を張ってキープ、ファウルを貰えたことで日本の攻撃時間が長くなり後半のゴールラッシュにつながった。ただこれは代えられた安藤の出来云々ではなく、選手のタイプの問題。同タイプの菅澤とのコンビも機能してた。相方のFWを選ばずにチームに貢献できるのも永里の良さだ。

 近賀は相変わらずよく走るし守備も良かったけど、今日はクロスが冴えまくっていた。宮間は左MFの方がしっくりくる。宮間が中盤に下がれば田中の能力不足をケアできるけど、そうなると宮間が激しいプレッシャーに晒される。宮間はフィジカルが強くないから、なるべくならやはりサイドにおいたほうがいい。ボランチで狙われると一気にピンチになるし、攻め手もなくなる。ボランチはやっぱり澤・阪口コンビが一番安定感がある。出来ればブラジルの攻撃への対抗もあるんだけど、宇津木のポジションを一つを下げて、3−4−3を見てみたい。フィジカルの差もあったから、両SBがもう少しナナメから切れ込むオプションがあってもいいんじゃないかと思う。ただ3−4−3の攻撃の形を完成するためには、現時点では澤・阪口選手がいないと厳しい。澤がピッチにいなくても宮間がいるが、宮間の代わりがいないというのが困る。アルガルベ杯で宮間をボランチに下げた時に前線で基点が作れず苦戦したし、今日の前半も何もできなかったからだ。怪我や累積で出場停止になった際の、チーム力のダウンは確実だろう。もう一人、宮間に近いレベルでFKが蹴れる選手はいないのか。宮間-大野-近賀-永里の細かいパスを繋ぎながら技術で突破する右サイドと宇津木-鮫島-川澄-菅澤のスピードと運動量で崩す左サイドということになるが、宮間レベルでパスが出せる人と 近賀のレベルで右サイドが出来る人の代わりがいない。宇津木はサイドに逃げる悪癖があるし、鮫島はキープが出来るようになったし、突破も磨きがかかってきたが、ロングボールの飛距離が短すぎる。あの低くて短いクリアは見ていて正直怖い。澤みたいにインサイドキックでノーバウンドのサイドチェンジとか、そこまでは要求しないけど改善の余地は大いにある。それならば阪口、澤のダブルボランチ、そして宮間からもいいボールが出るとなると相手も的が絞りづらくなる。グラウンドに出る事だけが、ベテラン選手の役目ではない。ベンチに居てグラウンドに居る選手を鼓舞したり、コーチ的な役割をするのもベテラン選手の役目の1つである。

 ・・・よって、「グラウンドに居なくてもチームは機能する=不要」という考え方はそもそもあり得ない。

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