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zoom RSS 客船の座礁3

<<   作成日時 : 2012/03/06 00:11   >>

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 今度逃げたら即時処刑だ。


 またこの会社かよ。いい加減な船長を乗せていい加減な運航体制を採っていれば事故が再発するのは当たり前だ。前回の事故直後から船長だけに責任を負わせて会社としての責任を回避しようとしていたし、その時から会社の姿勢にも疑問を感じていた。会社の経営方針がそういうことなんだろうと思う。特にクルージングでの事故は乗客にとってはたまらない。これ以上続いたら運航停止だ。幸か不幸か今回の航海がソマリア海賊の出没海域だったため、海兵隊が1個小隊ほど乗船しており、船長の逃亡という事態は避けられた。前回の「コスタ・コンコルディア」はピッカピカの新造船だったけど、この「コスタ・アレグラ」は69年建造のスウェーデンの貨客船を92年に改造して就航させた中古船だから、エンジンが古い。とことん金がないので経費削減で船体や機関のメンテナンスを怠っていたとしか思えない。他の客船運航会社の経営に影響するほどネガティブな波紋を投げかけそうだ(IMO基準や規制の強化→運航・管理コストの上昇)。

 実はこの会社は安全教育には比較的熱心な部類だ。乗員乗客は出港後24時間(1日)以内に避難訓練が義務付けられているが、きちんと乗客の出身国に応じた数カ国の言語によるアナウンスがあり、乗客は救命胴衣を着用して定められた場所に集合するよう指示され、その後デッキに整列して点呼を受け、救命ボートに乗るまでの手順を逐一確認している。通常の接客サービスについてもスタッフには常日頃から技術向上を求めており、乗客にかなりの量のアンケートを書いてもらう。もちろん改善点やリクエストがの項目があり、その内容次第で賃金が増減する上、一定の基準を下回るような低い評価が出てくると次航から外されてしまう事すらある。高級船員やエンターテイメント部門を除いて船の現場を動かしているのは大抵どこもフィリピン人やヴェトナム人、インドネシア人といった東南アジア系なのだが、海技従事者不足の日本海運の現状を知らずしてイタリアとのクオリティーの違いだと批判するのは如何なものか。

 …2度ある事は3度あるっていうし他の社船も気を付けた方が良いぞ。

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