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zoom RSS なでしこは澤依存から脱却すべき

<<   作成日時 : 2012/03/14 00:40   >>

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 まだまだ苦労が続きそう。


 チームの大黒柱の体調不良に関して情報を出さないことはスポーツ界では当たり前だし、五輪前に無用の怪我をすることを回避するのと、澤がいなくても大丈夫だという自信を各選手につけさせるための、佐々木監督と澤の仮病作戦だと思っていた。監督も「風邪かな〜」などとぼけていたし、スタッフから緘口令が出てたのか?と思っていた。だが、あの会見好きの川澄が顔色を変えた瞬間に違和感を覚えた。そもそも風邪なら同室に鮫島を置いておく理由がないし、他の選手たちのブログを見ても「澤さんの分まで頑張ろう」的な発言が一切なかった。もちろん澤選手は不要という意味ではないが、澤選手はサッカー選手としては若いとは決して言えないので、澤選手の力に頼らずうまく世代交代が出来るかということは日本女子サッカーにとって重要な課題になってくると思う。まだまだチームには必要な人材ではあるが、年齢からそろそろ、必要な場面の出場だけでいい。4月のキリンカップには呼ばなくていい。代表選手は澤なしでもやれるということを、また、ポジション争い上にいる選手のアピールの場にすべきだ。そういう使い方は本人の選手生命と、チームの結果のためにもよい。五輪に挑むプレッシャーもバロンドール受賞者としてかなり重圧を感じているのに名前だけで無理して使う馬鹿なことだけはやめて欲しい。

 澤が居なくなった後、絶対的な中盤はまだ全く居ないんだという事がよく分かった。確かに澤抜きでもある程度やれる事は証明出来た。だが同時に一瞬の判断力・読みの違いが全く違うのもよく判った。澤はほとんどボールを奪われないし、危険察知能力にも長けている。先日の決勝戦でも、いくら研究されていたとはいえ、宮間が潰されて攻撃の起点がひとつ減ると、あんなにも繋がらないものかという場面が多々あった。宮間が後ろに下がったから永里以下も一人ずつ後ろにずれていったと言う印象。澤がいればあそこまで点を取られることもなく勝っていたと思う。相手の中盤がスカスカだから、ダイヤモンドを崩さなければ真ん中から切り崩して、その後サイドから崩して、繰り返しさえ出来ればいくらでもチャンスがあった。逆に米国は決勝のような「全員戻れ!(笑)」の作戦が通用する。澤だっていつまでも現役をやっていられない。やっと念願の世界一になった今、澤の心残りは五輪優勝と引退後のなでしこの事だけだろう。女子サッカーが今後人気スポーツになるためには、澤なしでも語られていかなくてはいけない。もちろん澤は不要という意味ではないが、サッカー選手としては若いとは決して言えないので、澤の力に頼らずうまく世代交代が出来るかということは日本女子サッカーにとって重要な課題になってくると思う。

 今回の病名である良性発作性頭位眩暈症(BPPV)は、過労、寝不足、水分バランスの崩れ、そして気圧変化が引き金になる場合が多い。澤はこれにすべて該当している。いくら女子サッカーを世間に認知させたいからといってオフシーズンまで犠牲にしてまであまり慣れていないメディアに出続けていた上に、FIFAの女子最優秀選手賞の授賞式とその後のメディア対応、パーティ、息つく間もなくINACのバルセロナ遠征や国内巡業、そしてアルガルベ杯である。体調が戻ってすぐまた欧州から帰ってくるというのは身体的にきつい。元気な状態でも長時間のフライトはしんどいのに、短期間に3回も往復していれば明らかに体調が悪くなる。もう年も年だし、精神的にも参っている様子だ。スポーツ選手の場合、原因のハッキリした故障よりも漠然とした体調不良の方が心配だ。故障ならばリハビリや手術で回復する時期がある程度読めるが、精神的なものでは回復時期が年単位になる可能性すらある。しかもこの病気は厳密に言えば「完治」しない。「発症が抑えられるようになる」だけである。十分な睡眠、暴飲暴食を慎み、生活態度を改善することで心身のストレスが緩和されると同時にめまいも起こりにくくなるのでストレスをためない環境が必要になる。

 澤には00年のシドニー五輪の事(前年の99年米国W杯でGL敗退のため出場権無し)があったから「ロンドンで結果が出なかったらどうしよう?」という強い不安があるのではないだろうか?現在の持ち上げられている状況よりもその後にくる反動に対する強いプレッシャーを感じているのだと思う。女子サッカーのために広告塔として広報を頑張っているという方々がいるが、そのために心身を病んでいたら意味がない。彼女達のやるべき事はサッカーだろう。いざという時に、前代未聞の強靭さを誇る屋台骨が、その座をすぐにでも明け渡す事のできるチームというのはなかなかない。NPBやJリーグのような大型スポンサーや企業がつくスポーツの選手を除いて弱小スポーツの選手はその過半が出演料を貯めて海外遠征の費用とか、トレーニング場所の使用料とか、スタッフの費用とかに充てている。このように選手の強化には多額のお金がいるのは当たり前なのだが、スポーツ強化費は、様々な関連団体や、いるかどうかも不明な理事、契約したドクターなどに吸い取られた残りが、選手の強化費になるので、選手に届くのはほんのわずかである。文科省分野も、厚労省分野も、ぶら下がってる様々な団体や法人が多すぎる上、アマチュア精神だとか言って民間企業の様に効率的な活用が出来ずにいるからだ。

 …けがや体力の快復は年齢とともに時間を食うようになる。





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