海を往く者

アクセスカウンタ

zoom RSS 史上最低のクラシコ

<<   作成日時 : 2011/08/23 00:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 5 / トラックバック 0 / コメント 0

 ここは凶暴な生物ばかり集めた動物園か?


 彼はチェルシー時代から勝利のためには選手に怪我のリスクを背負わせてまで、ピッチを水浸しにしたり、芝を刈らなかったり、意味不明なフットボール破壊行為を繰り返したりと悪事の限りを尽くしていたが、今回のクラシコで、これまでの数々の目に余る言動、破壊的な戦術の上に、ついに行動の卑劣さが加わった。昔のクラシコは激しかったけどもっとスペクタクルでダーティーなプレーは少なかったし、ここまで汚らわしい行動を見せたことなどなかったはずだ。もはやクラシコは伝統の一戦というよりも、場外を含めた伝統の乱戦になってしまった。クラシコに限って言えばメッシの態度も年々粗暴になってきた。セスクは7年ぶり(8年かな?)のバルセロナで、リーガエスパニョーラ初出場なのに、出場10分でいきなり病院送りにされるところだった。あのマルセロのタックルを見ておいて、揉み合いになるレアルマドリーの感覚が判らない。カニ挟みして倒しているんだから誰の目にも明らかにレッドカードだろうに、逆ギレする神経が判らない。幸か不幸かプレミアで激しい当たりやマークを経験し、フィジカルも十分鍛えられたセスクにとっては、リーガはやりやすいかもしれないが。あれだけのタックルを喰らったのに文句ひとつ言わず、激しいプレーはつきものだと言ったセスクの人徳には感心した。

 個人的には、アビダルへのケディラ?の顔面スパイク裏キックの方が危ないと思った。かすった程度だったから良かったけど、下手をすればアビダルの顔がパックリ裂けて大流血でスカーフェイスになるところだった。マルセロ、ケディラはまだ若いのだから、変われるかもしれない。というか、変わってほしい。二人とも、すばらしい選手だと思うので、ラフプレーばかりのつまらない選手にはなってほしくない。あのプレーでは批判されるのも無理はない。他にも揉めている最中に近くにいたエジルを殴ったビジャ、それに報復しようとしたエジルが退場。エジルが何であそこまで怒っていたのか真相を知りたい。ブスケツの演技は何の意味があるのか?見ていて非常に不愉快だ。さすが劇団バルセロナ(場内ではカタルーニャ語が使えるから)だと言える。他にもグアルディオラ監督を小突いていたC.ロナウドや、不必要な場面でメッシに一発見舞ったラモス、アニマルとまで揶揄されるアルベロア、そして不在中のパンチ大好きアデバヨール、ピントはサッカー選手ではなくもはや乱闘用戦闘要員だし、ペペに至ってはもう「カテゴリー:人間」なのかどうかさえも怪しい。

 モウリーニョの指揮するチームは、おしなべて強いのだけれども、必ず勝利至上主義のダーティなチームになってしまう。それでいて選手からの評価は非常に高いのが不思議なぐらいだ。モウリーニョ監督は僻み、妬み、怒りなどの負の感情をモチベーションに昇華する能力を持っているが、そういうサイクルを繰り返しているうちに必然的にこういう事になってしまう。今のレアルマドリーにはピッチ上のリーダーがいない。確かにカシージャスがいるけど、彼はGKだし、いかんせん前線からあまりに遠すぎてピッチ上で何か起きたときに、いちいち抗議には出向けない。シャビ・アロンソはスペイン国籍だけど、あくまでバスクの人間・バスクの星だから、フランコを思い出させるレアルマドリーのリーダーには、政治的・社会的になりえない。モウリーニョがラウルとグティを切り捨てた時から、レアルは完全にリーダーがいなくなってしまった。もう無法地帯と化している。カシージャスとシャビというスペイン代表の中核同士が口論するわ、挙句の果てにモウリーニョがバルセロナのコーチであるビラノバの耳を掴むというトンでもない行為をしでかすわでまた遺恨を残すクラシコになってしまった。

 今までサッカーの試合で背後からゆっくり近づき親指で目潰しなんて聞いたことがない。さらにとぼけた顔して挑発までしていた。品格とかそういう問題ではない。ただの犯罪者だ。ピッチ内で起きたことでも限度を超えれば司法で裁かれた前例はいくつもある。しかもモウリーニョは監督である。監督が小競り合いに参加しちゃまずいだろう。モウリーニョは完全に頭がおかしくなってしまった。ラウールやロナウジーニョがいた頃のクラシコはこんな乱闘は起こっていない。昔のクラシコは激しいけどもっとスペクタクルでダーティーなプレーは少なかった。ラウールが去りモウリーニョ政権になってからこんな試合になったのは昔から知っている人の目には一目瞭然だ。チェルシー時代は歯に衣着せぬ物言いに、敵ながら好感を覚えたりもしたのだけど、あそこまで度を越すと「品がない」と感じる。試合でも必要以上のファールが見られたり、バルセロナとのクラシコの前後にはグランド外での舌戦が激しさを増すばかり。過度な負けず嫌いな性格からか、対戦相手に対する敬意を欠く言動が多すぎる。

 何より、この男の言行動がレアルマドリーの選手にも悪影響を及ぼして、主将カシージャスまでもが、インタビューで支離滅裂な受け答えをするようになってしまった。先だってバルセロナがCLで優勝した時には、レアルマドリーでもユナイテッドには勝てたとか失礼極まりないことを放言し、先日のイタリア対スペイン代表戦では負けたのに引き分けが正しい結果とか妄言を吐く始末。まさに「この監督にしてこの選手あり」だ。監督自らああいうことをし、いままでの謀略?も含めて考えると、マルセロの悪質タックルさえモウリーニョの言葉(あえて指示とは言わない)が影響しているんじゃないかとさえ思ってしまう。「負けそうになったときには、ラフプレーで試合をぐちゃぐちゃにしろ」とか。乱闘になれば、”悪いのはお互い様だ”みたいなムードが流れ、特にサポーターの目は勝敗よりもそちらに行きがちになり、自分のチームをかばうからだ。もし策略だとしても相手の選手、監督、スタッフ、そして審判団へのリスペクトがもう少しあってもいいのではないかと感じる。あとレーザー使っている馬鹿サポーター、同じ人間として情けない。せめて罰金とかスタジアムから追い出すくらいの罰は与えるべきだ。相手サポーターに差し出すのでも構わない。

 もっともレアルマドリーより少ないとはいえ、バルセロナもレッド1枚にイエロー3枚もらっているから、あまり人のことは言えた義理ではないと思う。競り合いで倒れた時に、肘や膝を入れるのが当たり前のバルセロナが言っても説得力はない。正直、レアルマドリーだけじゃなくて、バルセロナも同じくらいリーガエスパニョーラを乱しまくっている。スペインどころか、世界中のサッカーを乱しまくっていると言っても過言ではない。お互いに金に糸目をつけずに補強しまくって、お互いに相手を批判しまくって、お互いに相手の選手を削りまくって演技しまくっている。他から見たら両方ともにとんでもなく汚いクラブだ。プレー内容はもちろん、言葉もメディア戦略も資金力にモノを言わせた補強もいずれも大差ない。バルセロナのシミュレーションがレアルマドリーのラフプレーを生み、レアルマドリーのラフプレーがバルセロナのシミュレーションを生んでいるという負の連鎖だ。そのことをいい加減自覚してもらいたい。まがりなりにも世界で1,2を争うサッカーの上手い連中なんだから。

 レアルマドリーはとにかくフィニッシュの精度が低すぎる。あんなにコンディションの低い相手に負けるようだと今後も厳しい。バルセロナもカンプノウで2点、合計4点も取られている時点でせいぜい辛勝だと思う。もはやレアルマドリーとの実力差は、言うほどの圧倒的な物は無い。正直レアルマドリーとバルセロナサポーター以外にしてみたらリーガエスパニョーラはもうどうしようもない存在だ。なまじサポーターが多いから放映権料が多くもらえ、よそから主力やスター選手を獲得(強奪)してきては魅力的で無くしてしまい、スペクタクルさの欠片もない退屈な試合でより一層見る人が減ってしまっている。チケット収入やグッズ販売とかもあるから一概には言い切れないが、だからこそ放映権料の分配を公平にしないといけないが、それをスペイン経済とリーガエスパニョーラがEU経済の余波でショック死直前なのに放映権とベッタリのこの2チームはこんな無意味なタイトル戦で荒れた試合を放映し、世界中のサポーターを失うようなことばかりしている。この試合と選手のコメントを見る限り、リーガエスパニョーラはいずれ終わると思う。

 やはりモウリーニョはプレミア、セリエA向きだ。スペインの熱狂的なサポーターを満足させれるフットボールはできない。これは前から言われてたことだけど、強いし負けないけど、スッキリしない試合が多い。変に守備重視のところもあるし、カウンター重視だから見ててつまらない部分がある。モウリーニョはFCポルト時代に素晴らしいサッカーをしていたので、カウンターしかできないような監督ではない。それはスアレス氏はじめFCポルト時代から彼を知っている人間ならなら認めていると思う。最近はキャラを作り過ぎていて逆に自分を縛っている印象もある。常にヒールであらねば、常に何か刺激になるような事を言わなきゃみたいな。ただそれを補って余りあるのが人心掌握術なんだから、オーナーとしては手放したくないだろう。彼が本当にやりたいサッカーを見たいところだ。チェルシーはビラスボアスが行ったから、インテルに戻ってきてほしい。ガスペリーニじゃインテルが壊れる。今時3−4−3がビッグクラブ相手に通用するわけがない。時代に取り残されてしまう。FCポルト時代のモウリーニョは一体どこにいってしまったんだろう。

 ・・・デルボスケの時の華麗な銀河系軍団がなつかしいね。


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 5
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
史上最低のクラシコ 海を往く者/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる