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<<   作成日時 : 2011/07/04 06:58   >>

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 MAREの今後やいかに。


 MAREとは、Marine Activities, Resources and Educationの頭文字から名付けられ、幼稚園から中学2年までを対象とする科学教育カリキュラムのことで、米国カリフォルニア大学バークレー校の研究機関であるローレンス科学教育研究所で1991年から運営されている。MAREは、学年別にそれぞれ違った海の生息環境をテーマとし、さらに、ひとつひとつのアクティビティには子どもたちがその学年で習得するべき、さまざまなスキルが総合的に取り入れられている教育プログラムである。だから幼稚園では「池」だし、小学校2年では「砂浜」と違うテーマが設定されている。

 MAREの楽しい体験アクティビティに参加しながら、物事をよく見、疑問を発し、予測をし、解決方法を組み立てることなど科学的に考える力・判断する力を養うことができ、仲間と一緒に学ぶことや、傾聴、計算能力、文章力、情報をまとめる力などを身につけると同時に、楽しくリラックスした状況の中でコミュニケーション力やプレゼンテーション力、協調性、情報処理能力などを高めていくことができるよう綿密に組み立てられた教育プログラムである。体験型で楽しい教材であるだけでなく、正しい科学的理論に基づき、さらに、すぐれた学習指導方法が多く組み込まれているのが特徴である。

 日本ではNPO法人海の自然史研究所(沖縄県北谷町)で、このMAREを日本で普及するための拠点となるジャパンMAREセンターを同法人内に立ち上げ、カリフォルニア大学との契約に基づき、指導者用ガイドブックの翻訳や日本向けのガイドブックの編纂、MARE指導者の養成、学校やその他の教育機関でのMAREの実施などを進めている。日本各地の博物館や水族館、ネイチャーセンター、小学校などでMAREを使った海を学ぶ授業を実施してきており、また、MAREを指導できる指導者「MAREリーダーの養成」にも積極的に取り組んでいて、今回はこれに参加してきた。

 参加者は7名(内2名は2日目から参加)とやや少なめである。直前の函館や大阪を見ると毎回十数名いることを思うといささか事業としては厳しいのではないかと思う。今回は4つのアクティビティを学んだ。ひとつひとつのアクティビティには不満はないし、良くできていると思うのだが、どうも1回限りのゲストティーチャーになりそうな気がする。学習指導要領に乗せた形でリニューアルしないとかなり使いにくいと思う。2時間連続の科目となると理科ぐらいだろう。総合的学習の時間は週1時間に減らされたからだ。また科目によっては野外活動が必要になるが、海から遠い学校では教材や実物の入手が難しいだろう。

 …補助金頼みだから「MAREリーダーの養成」は今年でとりあえず終わりなんだと。

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