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zoom RSS 今後の世界遺産登録は止めるべき

<<   作成日時 : 2011/07/17 11:27   >>

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 震災ご祝儀など以ての外。


 今の世界遺産の認定は「人類共通の残すべき財産」ではなく、観光の営利目的がほとんどで、あまりにも認定しすぎだと思う。小笠原にしても 自然があれだけ残してあるのは価値があるけど、あくまで日本国内での話であって、世界レベルでの自然なら発展途上国に行けば当たり前だが自然がたくさんある。ノーベル賞みたいにたくさん作りすぎて価値をなくしてしまう。 平泉は結構しょぼいし、世界遺産って感じじゃない。東日本大震災のおかげで登録してもらえたと謙虚に受け止めるべきだ。観光客を集めるための世界遺産ではないし、観光客を当て込んで投資するなど以ての外だ。世界遺産登録にも「あ、そう」的な冷静な対応が望ましいが、すぐ調子に乗る日本人には難しいだろう。それが非常に残念だ。
  
 景観や目に映るものだけでしか判断出来ない唯物史観的な人間にはその価値は判らないだろうが、歴史的背景やその土地が守り残してきたものを現代でも感じ得ることが出来る価値あるものと判って観に行く人がどれだけいるというのか。奥州藤原三代、わずか百年の栄華であるにもかかわらず、洗練された美意識の高さは世界史に照らしても第一級品だ。本物は、ケチな箔をつける必要なんて全くない。判る者には一目で判るからだ。ユネスコ程度のお墨付きももらって喜んでいるのは価値の見えぬ途上国や低層民のメンタリティーだ。そんなものに登録しようがしまいが、平泉の文化的価値は何ら変わらない。スカイツリーを見に行くような感覚で行く人間には何も伝わらないんだと思う。観光業界にとっては追い風なんだろうけど、古都平泉には静寂こそ相応しい。

 今後1年か2年くらいはにぎわうだろうが、すぐ閑古鳥が鳴くようになりそうだ。客寄せにはいいのかもしれないが、地主にとってはいい迷惑でしかない。何もかもが、保護という名の下に管理下におかれてしまい手がだせないのが現状。熊野古道なんか、木一本自由に切れやしない有様。日本の場合、世界遺産に登録されることで屋久島や白神山地のように逆に環境が破壊されたり便乗値上げされたり保護という名の下にいろいろ制限されて窮屈になったりした観光地を、いくつも目の当たりにしてきた。結局、世界基準の世界遺産に登録したところでロクな事はない。そもそも世界遺産に登録するために対象物があるわけではない。なまじ観光地化うることでかえって人出が増え、本来の自然を汚され壊される方がよほど怖い。

 …はたして平泉が他の日本の世界遺産と同じ轍を踏むのか、注視していきたい。





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