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zoom RSS 車両移動式油化装置は問題あり

<<   作成日時 : 2010/11/09 00:39   >>

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 技術開発自体に水を差すつもりはさらさらないが。。。


 http://blog.canpan.info/maikohinako/archive/997
 http://headlines.yahoo.co.jp/cm/main?d=20101104-00000040-minkei-oki&s=created_at&o=desc

 鳩間島のような小さな島に、油化しなくては処理できないほどのゴミが大量に流れ着いているということは、その数十倍〜数百倍のゴミが大海に分散して沈んでいることを意味する。それこそが大問題である。ゴミの発生源を抑えないと、本質的な解決にはなっていないので、海ごみ漂着問題はなくならない。鳩間島のロケーションを見ると、ゴミの発生源は必ずしも大陸だけとは限らなさそうだ。フィリピンや台湾を含めて、恐らくかなり広い範囲に分散している。従って、ゴミの元を絶つのは大変な作業になると想像され、絶望的な話になるが、それでも何とかしないと海岸が早晩ゴミで埋まってしまう。もちろんゴミの処理方法として海岸近くで処理できる移動式の油化装置は有用だとは思うけれども、ゴミ集め、選別、収集運搬、装置の準備、熱処理といった費用や手間を考えると経済的に見合う可能性はない。あくまで、「そのまま産廃処理施設に持ち込んで焼却するよりは多少は役に立つ」程度に考えておいた方がいい。それから、法の整備も必要になる。今のままでは家庭で作った軽油では車は動かせないし、その点では海外のほうが進んでいると思う。

 いわゆるプラスチック類は、材料が石油製品(ナフサなど)であり、その火力は材料段階の97〜98%で、つまり廃プラは、プラスチックの半製品段階にリサイクルするよりも、石油燃料を補完する燃料としてリユースする方が効率的である。自治体のゴミ焼却場でも、燃やすゴミの中に適度な割合で廃プラが含まれていた方が、助燃剤として加える重油の量を減らすことができる。逆に燃焼温度が低すぎると、ダイオキシンが発生して困ったことになる。なお、そもそも廃プラの分別が早くから進められた理由は、ゴミに含まれる廃プラの割合が多すぎると、燃焼温度が上がって炉の寿命を縮めてしまうので不経済だという考えからだった。ほとんどの自治体が指定ゴミ袋しか収集しない制度になっているが、そうした指定ゴミ袋の一部には、ビニールに植物繊維を混ぜ込んだ低発熱性のゴミ袋が存在し、ここにも「炉を長持ちさせたい」という自治体の意図が窺える(その手の袋は「伸び」が極端に悪いので、使い勝手があまりヨロシクない)。

 よって自治体のそれは環境重視というよりも、経費節減が主たる理由だった。そういうわけで、収集される「燃えるゴミ」に含まれている廃プラの割合を一定以下に抑えて、それに分別収集された廃プラを適量加えて燃焼温度を調整する方式が最も効率的なのであり、有害な重金属を含む場合がある「燃えないゴミ」の内、現在は商業ベースでリサイクルが確立されている物(鉄,ステンレス,アルミ,銅,その他非鉄金属)を取り去った後、それらを一括して高温で焼却処分した方が効率は良い。残った灰は容積が大幅に減り、有害な金属は無害な酸化物に変わり、希少金属を多く含む貴重な資源として、将来、再利用に採算が持てる日まで備蓄すれば良いという提案もある。だが漂着する発泡スチロールを固定式油化装置でスチレン油に変換するという過程で消費するエネルギーが、出来たスチレン油を燃やした時に出るエネルギーよりも圧倒的に大きかったりする場合、全くエコとはいえなくなる。中国や韓国の漂着ゴミばかりを問題視する人間が多いが、日本だって漂着ゴミをハワイとかミッドウェーの方に流しているのだが。

 http://www.jean.jp/

 ・・・トータルのエネルギー収支とコストはどうなっているのだろうか。JEANのネタの横取り作品はwww

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