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zoom RSS 海洋関連の会合51

<<   作成日時 : 2010/11/04 00:02   >>

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 きちんと効果と実力の検証をしたのか?


 まずはテクノオーシャンの延長戦ともいうべきIFREMERとの日仏沿岸資源管理ワークショップである。英仏海峡の「海洋資源管理ための海峡生息地図(CHARM)」プロジェクトに関わっているフランス側と日本側の代表例である岡山県の双方から2人ずつ事例研究の発表を行なった。日仏双方の取り組みは、海峡と閉鎖性海域であるなど、それぞれ状況や特徴が異なるので、最初は議論がうまくかみ合うのかと思ったが、お互いに相手側の発表を聞くだけでも参考になることが多かったし、岡山県の白石島と日生における「海洋牧場」の取り組みについての発表は、フランス側だけではなく他の日本側の関係者にとっても非常に参考になった。だが生態系に基づく管理(EBM)と統合沿岸域管理(ICM)の相違点、EBM又はICMの必要性、あるいはEBM又はICMにおける漁業の役割などについても話し合う予定だったが、これは時間不足で次回に持ち越し。PEMSEAのICMは成功事例ばかりが喧伝され過ぎていて、失敗例や個別具体例を問いただすと煙に巻いて逃げてしまうので、ガチンコ勝負だった今回の発表の方が内容的には良かったような気はする。

 次いで藤沢にある日大の生物資源に向かう。大学祭と合わせて学会と共同の一般向け講演会を行うとのことで見に来てほしいというから参加してみたのだが、いくら初回だとはいえ、あまりに粗末な出来ばえ。大気海洋研+日大+水族館+海洋大でリレー形式で話を進めていくのだが、講演テーマに統一性がないというか捕鯨調査からバクテリアまで全部取り扱ってしまったので、一般参加者としてはどうしても消化不良感が否めない。大学への勧誘のためか、各水産系大学の学部資料や入試資料も置いてあったが、百歩譲って高校生対象にしてもやはり消化不良感が否めない。やはりアラカルト形式にして聞きたい部分だけ聞かせるようにした方がよかったのではないか(サイエンスカフェ形式はダメ)。同じ私立でも北里大とはえらい違いだ。やはり海に面していないと偏差値が高くとも研究環境としては劣悪のそしりを免れないだろう。日大は下田に海洋研究所があるのだからそちらに引っ越せばよい。

 最後に品川の海洋大海洋観測センターの発足式に呼ばれたので参加。先週行われた日仏海洋教育関連の会合は上記の会合と時間がかぶったので挨拶だけ聞いて退散したので、今日が本命。だがこの種の会合の例に漏れず中身がない。気象庁+水産庁+JAM+大学の海洋観測を聞いたところで、それは国あるいは研究ベースの話であって、日本の海洋観測というか測量は沿岸域主体で、かつ民間会社が行っているのに、大学あるいは組織内でしか通用しないような任意資格を取ったからといってそれが何の役に立つというのか。母船+技術職員(観測技術員)制度は現在の陣容が維持される限りにおいて有効なのであり、それが破綻した瞬間に技術職員(観測技術員)制度もまた破綻を余儀なくされる。だからポスドクの受け皿としては不適当だし、産業界の資格制度にしたいのなら、港湾海洋調査士や水路測量技術者のような国レベルの認定資格にして資格保持者の技師を多数抱えているような会社は入札時の技術点が上がるような仕組みにしないと意味がない。

 ・・・なぜか会場にMESのH氏がいたので終電間際まで飲みまくる。あー頭痛て。

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