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zoom RSS 日本テレビの24時間テレビは放送禁止処分にせよ

<<   作成日時 : 2010/09/08 00:04   >>

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 明らかにチャリティを冒涜している。


 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100831-00000004-jct-soci
 http://uwasanoshinso.tripod.com/24h-tv.htm

 以前CSでテレビ番組作成に関係していたが、その時に日本テレビ系の制作会社の幹部スタッフから募金額よりも制作費の方が遙かに大きいと聞いたことがある。日本テレビを含む民間テレビはCMを放送して広告費を稼ぐことが仕事だ。そのためには何でもするし、民間テレビに正義を求める方が間違っている。だからこそ総務省は電波の放送業者を毎年成績比較して認可するかどうかという検証行為が必要なのだ。24時間テレビはチャリティではない。「他人の不幸や障害者を利用して、チャリティを装って視聴率を稼ぐ」という商品番組である。出演タレントはきっちりギャラを貰うし、テレビ局も番組のCM収入から儲けを得ている。安定した視聴率を取れるからスポンサーがつきやすいので、大企業がこぞってCMを出したがるからだ。本当にチャリティが目的なら、タレントはノーギャラにして、番組の収益も局の利益にせずに寄付すべきだ(実際に欧米のチャリティ番組はそうしている)。

 寄付とは本来環境NPOなどによる「営利活動」を支援する目的のものであり、だからこそシーシェパードも寄付を募っている。募金とは営利活動とは切り離されているが、この番組は広告収入を得ている訳で明らかに営利活動だ。もし、集めたお金を「営利活動(ギャラ、会場費など)」に使うのならば、寄付ポリシーを明確にする必要がある。24時間テレビって涙と感動の押し売りに過ぎない。ただカネ出せの番組じゃなくて社会資源の整備や必要性の有無を訴えていくような頭のいい番組だったら募金しようかなって思うけど、ただのお涙頂戴番組だったら一銭も出したくない。結局、ボランティアという行動の本質を理解して動いている人は誰もいないのだろうと思う。何度も言うように局側はもちろん視聴率が大切。芸能人だって24時間テレビに出たっていう箔が付く。一般市民は小金を持っていけば芸能人に会えるし、テレビに映れるチャンスがあるかもしれない。それぞれの利益を同時に得る手段がこの番組であり、募金なのだなと感じる。本当に「見知らぬ誰かのために何かをしたい」なんて思っている人はほとんど居なくてただ単に「募金」なんていうもっともな理由を後付しているだけに過ぎない。

 昔、居住していた北海道では坂本九が出演していた「ふれあい広場-サンデー九」なる番組があった。毎週日曜日の0900〜の30分間の福祉番組を親が好きで見ていたので、私も自然と見ていた。(当時、身内に障がい者がいたので特に関心があった)この番組は1976年〜1985年(没年)全462回の放送があった。内容は単純に、いろんな施設等に坂本九が伺い、そこでのふれあい・実情を放送していたと記憶している。24時間テレビが開始されるよりも前からの事だ。わざわざ地方都市の30分番組に出演していた坂本九の方が、よっぽどボランティア精神があったように思う。明石家さんまは15年ほど前に日テレの24時間テレビに出演の誘いがあったときに、「出演するなら無報酬で出演する」と申し出たけど、他のタレントとの釣り合いがあるからと結局日本テレビ側が断った。それを聞いたさんまはそんな偽善番組ならもう2度と出ることはないし、見ることもないと言い切った。番組のあり方が偽善的であるという理由で出演依頼をずっと断り続けているビートたけしも同様だ。

 外国のこういったチャリティの出演する芸能人やスターは、私物をチャリティ・オークションに出して、その番組にノーギャラで出演するのが普通である(=オークションの間その番組の司会者とトークしている)。または、『本当に高額の小切手』を放送局の然るべき重役に手渡しすることも多い(もちろんその模様を放送する)。カメラの目の前で募金箱にお金を入れる「パフォーマンス」よりかは、よほどマシだ。そもそも、彼等がこういった番組に出るのは、欧米に根付く「ノブレス・オブリージュ」(芸能人が「ノブレス・オブリージュ」を持つべきかどうかの議論は別として)の一環だからだ。チャリティ番組で、『芸能人』や『スター』がギャラを貰うのは、『私には「ノブレス・オブリージュ」の精神は微塵もありません』と自ら吹聴しているような物で、普通の感覚なら、恥ずかしくて出来やしない(だから帰国子女組の西田ひかるは91年に出演した際に、「まさか出演料がもらえるとは思わなかった」と制作発表の場で発言してしまい、以降出演していない)。欧米のチャリティーイベントでギャラを貰っている事が世間に知られたら間違いなくバッシングされ、『守銭奴』といわれて人格否定されても何ら反論できない。

 毎回のタレントマラソンには、うんざりする。24時間走って85kmって、むしろ遅すぎるだろう。成人の歩くスピードは大体80m/分。このスピードで歩くと20時間50分で歩けばもう100km達成だ。つまり、普通に歩いてもなお3時間近く休憩する時間があるのだ。練習せずにいきなり走るのならまだしも、数ヶ月間も練習しているのなら大抵の人(女性でも)ならば24時間以内に100km走りきることは可能だ。なぜ、頑張っている人はみんな障がい者でなければならないのか?健常者でも頑張っている人がいるし、ありがとうを伝えたい人もいる。運動障害がある人達に無理にダンスをさせるのは本気でふざけているとしか思えない。アメリカでは義足でブレイクダンスをやるジュニアというダンサーがいるが、彼の動きは健常者かと見まがうほどだ。人に見せるなら、プロと遜色ない者達を集めるべきだ。日本テレビが本気で24時間テレビをチャリティ番組と銘打つのならば、出演者は完全無報酬、収益報告書は完全公開、コマーシャルは一切放送しない、集まった募金は全額寄付する。これをしないのであれば、総務省は業務改善命令などではなく放送免許の廃止を日本テレビに通告すべきである。

 ・・・既に毎年恒例の風物詩化してるっぽいからな。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
>坂本九が出演していた「ふれあい広場-サンデー九」>なる番組があった。

なつかし〜〜〜(笑)
私も見ていた記憶がありまする。

すでにチャリテーとはかけ離れている内容でまったく
興味なく電波の浪費と思っております。
>収益報告書は完全公開、コマーシャルは
>一切放送しない

考え方が誤っているというよりイベントで視聴率を
稼ぐ、体のいい広告媒体としか見ていませんね。

帯番組で福祉の実情を淡々と報道して、番組自体には
無報酬のタレントで、スポンサー収入は全て寄付。
こんな番組を地味に放送する事こそ放送局の良心
ではないかと。
ebi
2010/09/09 12:31
@坂本九

 おや。ebi氏は向こう出身でしたか?いい番組でしたよあれは。

@24時間

 企業のイメージアップが出来てかつ確実に視聴率を稼げるからテレビ局、スポンサー企業ともに都合が良いのだそうで。だったらトヨタ車も出せよと(失笑)。海外篇が消えたのは視聴者がイメージしにくいのと、いつぞやの企画で井戸を掘ったらその後ヒ素中毒を起こして結局井戸が使えなくなったかららしいです。

@放送局の良心

 24時間連続でやる必要はないし、毎週の定時番組にして欲しいんですがね…

Flagship
2010/09/09 17:05

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