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zoom RSS 野村HDの野望は無謀

<<   作成日時 : 2010/08/20 00:01   >>

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 また英語力の問題に収斂するのか?

 http://gendai.net/articles/view/syakai/125795

 野村HDは新卒者に何を期待しているのだろうか?なぜ既卒者では駄目なのか?なぜ新卒者に採用を限定しているのか?即戦力を新卒者のみに求める意味が判らない。そんなスーパーマンみたいな新卒者がまだいるとでも思っているのだろうか?新卒者相手にまだ即戦力とか言っているような企業が、世界で戦えるわけが無いだろう。育てる気がないのなら新卒主義なんて全く意味が無い。新卒採用などという不公平な慣習自体をやめないとグローバルに実力のある学生なんて集まらない。世界に打って出たいのなら、そんな裏技みたいな人間に頼ってないで自社で育成するしかない。ありとあらゆる門戸を開かないといけないし、世界中から募集しないと良い人材など集まらないが、優秀な米国人学生や中国人学生が卒業一年前の3月に日本に来て手書きで履歴書を書いて4回ぐらい面接する採用試験を受けてくれるとは到底思えない(テレビ会議で出来ないことも無いが)。給料にしたところで外資系金融機関ではこれでも並程度の水準でしかない。なぜなら外国の大学で技術経営や金融工学をきちんと学んで英語が堪能な人間は初年度で年棒1000万越えも珍しくないからだ。多分この程度の給与では、ゴールドマンサックスやモルガンJPに対応できるような優秀な人材は寄り付かないだろう。

 人種などを選別している場合ではない。能力の高い人を求める、代わりに給料は高額を出す。それ自体は良い。だがなぜ新卒限定なのか?本当なら日系企業でこの年齢では到底タッチできないような案件にタッチできてOJTが積めるとはいえ、卒業後の1〜2年程度では個人の努力次第で能力の差などは何とでもなる。まともな新卒者というのは卒業時まで大学に在籍して大学の勉強を一番にやっていたのであって野村HDにむけての経験を特に積んでいたわけでもない。証券会社には高級取りである以上に一般企業内で言うところの花形部署である広報とか商品企画と一緒で「自分の指示で下々が動く」というイメージがあるからだと思う。つまり、スマートで賢いお仕事だと。もちろん本人の能力と努力も相当に要求されるが、一番必要なのは自己管理能力だろう。この場合、新卒者に期待できる点で言うならば、せいぜい英語の能力くらいで、例外は学生時代に既に起業をしている人たちくらいのものだろう。本気でグローバル化に対応する気概があるとは思えない。ただ単に新卒者の選択肢を一部増やしただけに過ぎない。

 昔、カレッジリクルーターを担当した時には、良い意味でも悪い意味でも「将来化けるかもしれない人」を人事に紹介していた。要するに「可能性の大きさ」「伸びしろの大きさ」である。新卒者で即戦力というのはまずあり得ない。現場を知らないと指示もできないし、指示したとしても誰も動いてくれないのが現実だからどうしようもない。就職活動前からその会社のバイト等を長年やっていて、現場のことが分かる職場であったならば違うけど、それが最重要だというわけでもない。どうしても即戦力が欲しいのならば、それこそ経験豊富な個の完成度が高い人を中途で、それこそパッチワーク的に雇えば良いだけのこと。新卒者に比べれば、外れは少ないだろうし。本当に欲しいのは組織の補修ではなく組織を強化できる人材だ。これは総合職でも専門職でも基本は同じである。バブル期の顧客の資産が減っても手数料が入ってくるシステムでは、どれだけ回転売買できるかで出世のスピードが左右された。野村では顧客は、出世の踏み台にされていた。この経営体質が顧客重視に変わらない限り、ローカル証券会社からの脱却はないだろう。

 ・・・あんま参考にならんかも知れないけどね。

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