海を往く者

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zoom RSS 愛しあってるかい!

<<   作成日時 : 2010/07/12 00:38   >>

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 ・・・といっても、忌野清志郎ではなく、陣内孝則、小泉今日子、和久井映見、柳葉敏郎ら豪華出演者によるあの伝説の学園ドラマである。本来ならお約束の浅野ゆう子、三上博史のはずのポストが両人のスケジュールが押さえられなかったため。小泉今日子と近藤敦になっている。野島伸司を世に知らしめた人気作品で、内容的にはバブル時代を感じながらも、教育学の本質的なテーマを描く作品になっている。いわゆる学園ラブコメディーなのだが、従来の教師像を越える教師像を示していて面白い。日色一平は、本当の意味で型破り教師。ちょっと多動児っぽいところがあって、言語センスは抜群。ドラマとしては珍しく、教室での授業の風景や職員室でのやりとりも結構あった。修学旅行にいたっては京都ロケ敢行である。

 実は小生は教育モノのドラマがあまり好きではない。「金八先生」、「スクールウォーズ」、「中学生日記」、「教師びんびん物語」、「GTO」、「ライオン先生」、「ごくせん」、「女王の教室」、「ドラゴン桜」などなど。早い話が常に説教臭がまとわりついて日常生活の延長線上にあるに過ぎない(それでいて非日常的な先生と生徒ばかり出てくる)。しかも、最近のドラマは妙にシリアスすぎ、真面目すぎ、遊び心がなさすぎ、という感じがする。それに対して、トレンディードラマ絶頂期に作られたこの「愛しあってるかい!」は、そんな野暮なマネはしない。

 本作品が普通の学園ドラマと違うのは、先生が生徒たちと同じように、いやそれ以上に“恋”をし、“青春”していることである。教師だって、恋をするし、悩むし、楽しむし、喧嘩だってする。日色は、そういう普通の教師でありながら、多くの教師が見せない素直さ、明るさ、自由さを兼ね備えている。暑苦しいほどの「熱血バカ」ではなく、「程よいお燗」のような存在でありながら「先生=聖職者」ではなく「先生=先に生きている人=人生の先輩」として描写されていることに意味がある。生徒たちをどうこうしようっていう気は全くなくて、自分が誰よりも目いっぱい楽しんじゃう。つまり、生徒の精神的(神秘的)な扇動はなく、ありふれた日常の中で、普通の人間らしく、しかも楽しく生きているのだ。生徒の悩みも聞いているのかいないのか判らんという感じで、「生徒の心の奥底に潜む何かを理解できる洞察力のある教師」というわけではない。

 だが、彼は常に生徒よりも先に突っ走って、その先で生徒が来るのを待っている。若者には足りない「経験」や「知恵」を時折伝授してくれる。それでいて押し付けるのではなくて、気がついたら一緒にやっていたという学園祭のノリである。生徒より先に喜んで、生徒より先に泣いて、生徒より先に怒って、生徒と一緒に恋をして、青春をしていると、「学校も楽しいじゃん!」と思えてくる。日色は、そういう普通の教師でありながら、多くの教師が見せない素直さ、明るさ、自由さを兼ね備えている。そう、日色はとにかく自由奔放なのだ。陣内孝則の役者ぶりも見事だが、日色一平という人間のキャラクターは素晴らしいというしかない。また、生徒たちも普通で、優等生でもなく劣等生でもないという感じで、ある意味、非常にリアリティーがあった。

 ・・・でも20年経過したらみんな老化しているんだもんなぁ。

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