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<<   作成日時 : 2010/06/14 04:37   >>

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 10人の勇者と1人の愚か者


 http://southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100613-00000006-maiall-socc

 イングランド対アメリカは1−1で引き分け。イングランドは、CBら守備に若干の不安を残した。大黒柱のテリーが釣り出されるとかなり危ない。イングランドGKはファンブルして失点。3点くらいとらないと安心できない。イングランドはルーニーが早く決めてくれないと上位はない。予選は勝ち点5取れば勝ち抜ける。勝ち点5は勝ち1ドロー2だから、予選はとにかく負けない事が大事になる。後半しぼむ試合が多くなるのはこのせいである。

 シーマン、ロビンソン、ハート、そしてグリーンよ、お前もなのか。イングランドはどのGKが出ても同じことをやらかすだろうと思っていた。能力的にはジョー・ハートが一番良いGKである。今季のプレミアベストGKといってもいいぐらいの出来だった。しかし国際経験は皆無である。そこで経験を重視するならばジェームスを起用すればいいのに、予選での実績(ジェームズもよくミスっている)からカペッロはグリーンに賭けた。これが裏目に出た。グリーンはプレミアでも弱小や中堅チームでしかやっていないのでCLなんかの大舞台では出場したことないから、W杯のプレッシャーに負けたかな。

 誰だってミスはするだろう。ただしGKはその確率の低さが重要だ。FWはとにかくゴールを決めればよく、その前に決定機を逃しても得点に結びつくとは限らないのであまり責められないが、GKは守って当然(ミスをする=確実に即失点)な上に目立つのでどうしても叩かれてしまう。責任感も重いので、どれだけGKというのが神経を使う大変な仕事かということがわかる。イングランドにはあまり有名なGKがいないのは単純に攻撃偏重のプレミアの体質と人気の有無の問題である。圧倒的にFWとMFが子どもに人気があり、DFは普通位でGKを選ぶ子どもはとても少ない。昔はバンクスやシルトンなどの名GKがいたのだが、シーマン以降、プレミアではイングランド人のまともなGKがまったく育って無いのが現状で、外国人GKに頼り切っており、昨年などはアーセナルのアルムニアを帰化させろなどと言い出す有様。「GKさえいれば!!」…ここ十年来のイングランドの悩みの種である。

 シルトンでさえ90年のイタリアW杯では西ドイツ相手に凡ミスをして結果決勝トーナメント敗退になってしまったこともあるのだからそんなに気にすることはない。早く気持ちを切り替えたほうが良い。それよりも韓国のように2点目以降を奪えなかったことが後々痛い。格下相手に追加得点能力がないことをさらけ出しているからだ。MF陣こそランパード、ジェラードなどの攻撃の核がいるけどリザーブがいない。FW陣はルーニー以降がこれまたまったく育っていない。DF陣もリオの怪我で一気にもろくなっているし、GKだけの問題ではない。スペインもそうだがイングランドもまたW杯では勝負弱いイメージが強い(1回しか優勝していない)。それでもミスが出たのが初戦で良かったのではないか?逆に米国は大物食いが得意で、W杯では実力を最大限に発揮している。これがスポーツ大国の強さなのか。それに比べて、同じようにフットボールが一番人気ではない日本はどうにかならないのだろうか。

・・・その昔、GKファクトリーと言われてきた時代が懐かしい。

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