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zoom RSS 国連大学の使い勝手

<<   作成日時 : 2009/11/29 00:24   >>

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 あれは単なる一般大学じゃないからねぇ。


 http://www.unu.edu/hq/Japanese/index-j.htm

 1969(昭和44)年に、当時のウ・タント事務総長が「国連憲章が定める平和と進歩の諸目的に合致する国際連合の大学」の必要性を訴え、理念に賛同した日本がホスト国として名乗りを上げ、佐藤栄作首相が積極的な支援を約束したことが日本における国連大学の始祖である。

 歴代の学長は国連事務次長の兼務ポストであり、副学長は東大教授の兼任ポストである。前任者が生研出身、現任は農学部から出ている。ところで国連大学は大学でありながら大学としての教育活動を行ってはいない。早い話が自前の学生を持っていないのである。では国連大学はいったい何を主たる活動にしているのかというと、大まかに言えば以下の3点である。

 1.調査研究の推進
 2.講座・セミナーの開催
 3.成果物や本の出版

 という、大学というよりはシンクタンク的な活動をしている。中には渋谷区との生涯学習講座まで存在するので、一般に対する普及啓蒙活動に力を入れていないわけではない。だが、国連大学の日本国内での認知度は高くないのが現実である。なぜなら前述のように卒業生がいないので、一般社会において遭遇する機会が全くないからだ。

 国連大学には広報部もあってきちんと広報しているとは言うのだが、一般市民どころか、研究者ですら接点がないと訪問することはまずないし、小生のように事務職員(総務部)に友人が居て、安全保障関連や気候変動関連の会合で訪問するようなことがあっても、上見て年に数回程度しか訪れる機会がない。

 それならばせめて付属図書館をもう少し使い勝手を良くするとか、日本における国際機関の駐日支部を置くとか、使い道はありそうなものだが、それも出来ない。国連大学は中に学長の公邸があるために、各国大使館のように中途半端に警備が厳しいので、大学なり学会の研究会で簡単に利用するというわけにも行かないからだ。ここを利用しようとすると大会レベルになってしまうし、学会大会をやるためには別セッションを行うための部屋割りが不向きである。

 …有り体に言うと「何をするのにも敷居が高い」のよ、国連大学は。

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