海を往く者

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zoom RSS やっぱりサイエンスカフェは要らない

<<   作成日時 : 2009/11/23 00:01   >>

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 全てにおいて中途半端な存在である。


 前日の横浜研に引き続いて品川は海洋大に向かう。休養に当てようとも思ったのだが、夕方から出張なのと知人のTさんが家主を務めるので聞きに行く。大学祭の中の催事なので人がごった返す最中を出店など見学しつつ会場に向かうが、海洋・水産系大学の特徴でなぜか「酒とつまみ」になりそうなものしか販売していない。昔の彼女が女子大出身でそこの大学祭を見た時にあまりの別世界ぶりにぶったまげたのを思い出した。

 さて本日の主役たるTさんは前日の一般公開に引き続いて連戦である。Tさんはエンジニアというかオペレータなので、科学者ではないことからかなり緊張されていたようである。講演とサイエンスカフェは他人に向けて話すという点以外はかなり別物であるからだ。事前登録のブログを見た時に所属と名前しか書いていないので、参加者が居るのだろうかと思ったら、当日参加が多数あり、ざっと見渡したところ50名程度は会場にいた。

 進行はまずまずで、映像を見せてから会場との双方向の対話に持ち込むという点も申し分ない。サイエンスの部分で若干食いつきが悪かったのと、海洋大と有人潜水艇とのつながりまで踏み込めなかった点は問題だが、これはTさんよりも進行役の学生の段取りが悪いように思えた。ただ、サイエンスカフェ自体をTさんがやるのは正直どうかと思う。前日に行われたおたかさんのそれも含めて、専門家を引っ張り出すのであれば、それに見合った(=最大の効果を発揮できる)形にすべきではないのか。

 何度も言うようだが、サイエンスカフェは本来、科学者との双方向の肩の凝らない対話が主軸であるはずである。しかるに短時間で1つのテーマに絞って話すというのは、どうしても小生には「年寄りの語り聞かせ」か「若手の社会復帰リハビリ」にしか見えないのである。これならば、院生が自分の得意分野でやってもさほど効果は変わらない。その意味においてサイエンスカフェは一般の人間とのコミュニケーション手段としては甚だ不適なのである。むしろ逆に聞きたい人間が前に出て「どうして科学を知りたいのか」、「一般人が科学に触れるためには何が障壁で、どうすればそれを取り除けるのか」を科学者に向けて語った方が、まだしも効果的だろう。

 講演が終わった後、せっかくなのでTさんの部下ともども学外で会食。12月の全体委員会と3月のフォーラムの件について話をした後、昨日の楽屋オチネタで盛り上がる。日ごろ苦労が耐えないと思うが、このTさんのおかげでJAMの広報体制が飛躍的に改善した功労者であることは論を待たないであろう。

 …この期に及んでも広報を軽視する研究者がJAMには居るんだな、これが。

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