海を往く者

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<<   作成日時 : 2009/07/27 06:28   >>

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 頭は思考するためのもので、ヘッドバットするために付いているんじゃない。

 
 エンジン制御の目的は性能を最大限に発揮し、常に高効率で運転する事である。一般的には単発と双発エンジンでは整備にかかる総労力に3倍の開きがあり、総時間にして2倍(最大効率時)の開きがあるとされている。なぜなら同調という行為が必要になるからだ。

 最近のエンジンだとFADEC ("Full Authority Digital Engine Control"または"Full Authority Digital Electronics Control")と言われ、航空機エンジンを最適に制御するデジタルコンピュータ及び諸装置からなるデジタルコントロールなシステムである。だがそれでもダメな部分がある。

 たとえばメーカー送りにした場合や「ばらすわ、部品交換するわ」な大整備をしたときにはFADECのROMに記載されている固有値がその都度変わってしまう。そのまま動かしたら同一開度で動かしているつもりでも推力偏差が生じて離着陸や加速する時に機軸がよじれたり、変な振動が出たりと散々な目に遭う。

 それじゃどうするのかというと「ROM固有値に合わせる」という作業が必要になる。ところがこれが死ぬほど面倒臭い。なぜなら確かに各部品は公差内には「一応」収まっているのだけど、「組み合わせた時の公差」が今度は問題になる(そこまでは保証できないから)。要は実組み合わせ公差平均を管理する必要があるということである。

 しかし、最近のねじ回しドモはそんなことにまで頭が回らないので、上がってきたエンジンの動作確認をさせると「あれ?“また”ばらついたなぁ。“なんで”だろ?」となる。そしてまた余計な手間&無駄な時間が費やされてしまう。おまいら頭使わないから「ねじ回し」と言われるんだよ?と揶揄される所以がここらにあるんだけど、ま、いっぱいいっぱいな状態なので、ある意味自業自得とは言え、「とっても可哀想な人々」としておく。

 うーん。なんとなくひどいこと言っているような気がする(ぉぃ)

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