海を往く者

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zoom RSS 海洋のサイエンスカフェは意味が無い

<<   作成日時 : 2009/06/25 00:05   >>

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 いきなり冒頭から海洋科学者に対して宣戦布告をする。

 http://coast14.iic.hokudai.ac.jp/osj/science_cafe/20090405-2.htm

 私は海洋関連のサイエンスカフェは大海に石を放り込んでいるだけで、科学者の自己満足でなければ、いくら開催しても無益だと考えている。なぜここまで批判的なのかといえば以下のとおりである。

 1.海洋学(の研究者)は海洋の広範囲さを説いておきながら、その実、サイエンスカフェの当事者の知見と狭い専門分野だけで1時間程度で自分自身が認めている広い海洋の何を説明しようというのであろうか?海洋の狭い専門性を確認する役にしか立たない。リレー形式で4時間ぶっ続けでやっても「物理」「化学」「生物」「地学」にしかならない

 2.聴講者が少しも広がらない。なぜなら集客体制がほとんど過去の参加者への呼びかけとかリピーター客ばかりなので裾野が広がるわけが無い。ましてや金を払って呼ぶとは何事か。教育をしているのに教育上全く宜しくない。極言すれば「援助交際」と何ら変わらない。海洋の閉鎖性を確認する役にしか立たない

 3.致命的なのが自分の関心のあること(だけ)を科学的にしか説明しないので、それが日常の生活にどう結びつくのか(社会科学と結びつけるとか)、より高度の目標に辿り着くのかといったことについて興味が無いか、あっても「科学者は知見を提供するだけで、判断は市民がすること」と逃げるのである。それでいながら擬似科学はおかしいと文句をつける。「歪み」を矯正もせずに文句だけ垂れるとはどういう了見か。これでは「サイエンス・コミュニケーション」ではなくて「文句垂れマシーン」「耄碌老人の独演会」である。継続性とはおよそ遠い状態である

 この状態で、「日本では初等中等教育における海洋に関する取り上げ方や知識が少ない」と嘆く神経が私には理解不能である。自ら設定した目的に対して、やっていることがほとんど何の役にも立ってない。それで居ながら「自分の好きなことをやりたいから」と拙稿で示した「里海」のように他組織との連携には消極的なのである。「老人で学者が子供を呼んで自分の好きなことを語り聞かせたい」という立脚点自体が根本的に間違っている。

 …「海洋科学という学問」は必要だと思うけど、「今の海洋科学者」は不要だと思う。何しろこの状況を作り出した張本人たちなのだから。貴方たちは海洋教育をする前にまず猛省しなさい。というより専門馬鹿に対する教育の方が必要なんじゃないかしら?え?次の部会長はIさん?冗談は止めてくれ。

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【話題】第3回海のサイエンスカフェ批判?
実際に出ていないので,なんともいえませんが,取りあえずリンクっときます. 海洋のサイエンスカフェは意味が無い(海を往く者) ...続きを見る
Science and Communic...
2009/06/25 05:35

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ブログ「Science and Communication」を通して訪問させて頂きました。

「第3回海のサイエンスカフェ報告」への言及をありがとうございました。ご批判は「海の科学」を愛すればこその苦言として、今後の活動の参考にさせて頂きます。
hiroichi
2009/06/26 01:40
辺境の地にご訪問ありがとうございます。返事が遅れまして大変申し訳ございません。

 第3回海のサイエンスカフェ報告だけが対象ではありませんが、思うところを書き連ねてみました。同業者としてがんばっていただければと思います。
Flagship
2009/07/21 21:46

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