海を往く者

アクセスカウンタ

zoom RSS 博物館のお仕事

<<   作成日時 : 2009/04/30 05:07   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

 これも海洋教育活動の実践仕事です。


 現在、とある船舶・港湾系の博物館の学芸補助をも担当している。このたび半年に及んだ改修工事が成ったことに加えて、半年間開催される長期イベントの開幕でもある。開館日には市長や役所の審議官、報道関係者なども参列・見学していた。事前の準備から関わっていたこともあり、博物館にとっては一世一代の晴れ舞台だろう。リニューアルにかかった総費用は約6億5,000万円である。

 だがこの博物館、一度来てしまうとだいたい用事が済んでしまうのである。つまり歴史的な一次資料レベルの展示品や文献を展示するよりも、模型や体験といった小学校の校外学習的な使い方に向いているので、現在手がけている海洋教育活動の実践には向くが、史料調査にははっきり言って向かない。そのため、文献調査なら博物館のライブラリよりも資料館の方が役に立つことさえある。

 また、この博物館に限らないのだが、日本の博物館は学芸員の資質によって、良く言えば「個性的な展示」、悪く言えば「偏った展示」がなされることが多く、企画展などを見ても、「創意工夫を凝らした」というよりはある意味、「かなり違和感を覚える」内容に出くわすことも珍しくは無い(港湾関係で捕鯨の話は関係ないとは言わないけど、どちらかといえば水産系じゃないか?)。博物館では政治色の強いネタは取り扱わないという不文律が存在する。

 その中で、今回の目玉とも言うべき操船シミュレータの導入になったわけであるが、今回は本職の船員用シミュレータをベースに港内操船のシナリオを新規に起こしたらしく、いくら博物館向けとはいえ、相当な金額であると推察される。以前の別案件で、このシミュレータを入れている会社から東京湾、伊勢湾、瀬戸内の航路シナリオを購入したら費用4000万といわれたことがある(実はこの筋で今回の案件話を貰っている)。

 にもかかわらず、このシミュレータ、実によく止まる。ひどいと客が操船している最中に止まってしまい、泡を食うのである。もっとも主計算機にしろ画像計算機にしろPCベースだから致し方ないのだが。ところで、正式な開館前に3回も内覧会(身内や関係者向けの見学会)が開催されたのだが、これがまた知り合いの多いこと。10人近くに遭遇してしまい、博物館で仕事をしているのがあっという間に知れ渡ってしまった。実にやりにくい。

 …腰は痛いけど、小学生も来るし、海洋教育の実践の場なのでもう少し続けよう。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
博物館のお仕事 海を往く者/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる