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zoom RSS 船上海洋科学教室

<<   作成日時 : 2009/04/01 01:55   >>

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 船は良いのに海洋学会同様に組織がひどい・・・

 先日、案内をいただいたので水産学会の水産教育シンポジウムを放り捨てて参加することにした。前日は降雪があるほどの寒さだったが、参加した2日目は晴れてはいたものの、やはりそれなりの寒さであった。ざっと見たところ、参加しているのは教員&中学1,2年生と高校1年生と思われた。前日が27名、当日が22名の参加者だから消席率としては7〜8割といったところだろうか。

 本来なら南極観測に参加しているところが、昨年の燃料費高騰により急遽中止して東京港内に半年近くも居た事になる。今回は東京湾内日帰りの観測体験なので深さの必要な音波探査や各種調整が面倒な水産系の調査は除外された。出港時のデッキからの見学と船内見学を行った後、食堂でレクチャーを受けて昼食のカレーライスをいただいた。ところでサラダしか付いてこなかったが、あとスープとデザートが付くはずだけど?

 午後は海底のドレッジによる海底調査および底生生物調査、プランクトンネット曳航による東京湾内の微生物調査、CTDによる採水と化学(溶存酸素)調査を見学した後、3班に分かれて分析の体験を行った後、東京港に1630時に帰着した。海洋教育の活動事例調査としては非常に参考になったとともに、年度末の多忙な最中に2日間も対応していただいた研究者および職員の各位、本船乗員に厚く御礼申し上げる。
 
 だが、寸評については厳しく行かせて貰う。これまで一般公開に後ろ向きだった同船としては初めての企画と言うこともあり、客の扱いに慣れていないせいか、乗員や研究者が過剰とも思える反応を示したり、逆に気にするべきところを見逃したりと、どうもちくはぐな印象を受けた。こういうものは事前に訓練するか他の開催事例を調査しておくべきであろう。

 また午後の実習に先立つ食事前のレクチャーだが、これまた何人かが相手が中高生だというのに「自分の研究発表」を行うのである。ここまで来た人間だから意識が高い人間たちではあるが、もう少し肩の凝らないレクチャーはできないものか。採ったものに対して「実はこうだ」と種明かし的なレクチャーでも良いではないか。船上海洋科学教室は「研究者育成教室」ではないはずだろう。

 一番良くないのがそこかしこでJAMSTEC組と海洋研組でそれぞれ固まって相手の陰口(今回はJAMSTECが船を貸してそれを海洋研がアウトリーチ活動に用いるという方式)を言い合っているのである。それも参加者の目の前で。これには正直、両者の職員の見識の低さを疑う。

・・・結論。「研究者の自己満足」以上でも以下でもない。これなら外部の機関やNGOにでも船を貸し与えて好きにやらせた方が海洋教育の普及としてはよほど効果的である。彼らは「プロ」なのだから。

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